りんごの剪定枝で原毛を染める

 

前回、被染物に対して100%の濃度で糸を染めたりんごの枝。今回はより濃色を目指して200%の量で染めます。枝は糸染めに使った枝とは違う農園のもので葉も多め。

剪定鋏で4〜5cmの長さにカットして水から煮出します。1番液は約4Lの水で抽出。初めは薄い黄色がゆっくりと出てきて、温度があがると紅茶のようなしっかりとした染液がとれました。2番煎じは3Lの水を入れ、予想通り薄い黄色にしかならず、今後は1番だけか2番以降はアルカリ抽出にする方がよいかもしれないと思いました。

錫で先媒染しておいた毛を染液に浸けるとすぐに黄色くなりました。しっかり熱して火を止め、ある程度冷めるまでそのまま置きます。

 鮮やかな黄色に染まった羊毛。

この頃錫媒染ばかりしているのには理由があって、持っていたはずの明ばんを紛失してしまったのです。結構な量があったはずなのに。持っていなかったのかなとも思ったのですが、過去の染色記録で明ばん媒染をしていることが判明。いったい何処へ行ってしまったのか。錫は発色がきれいなので良しとします。

黄色い糸紡ぎが楽しみ。