料理…ときどき

料理をしながらお酒を飲む人がいるように、料理をしながら私はときどき休憩します。

今日は大根を茹でていました。

厚めに切って、厚めに皮をむき、面取りをして、少量のお米と一緒に小さい火で茹でていました。

大根を茹でながら、ほんとうに何度も休憩をしました。ときどき鍋の様子を見ました。

 

先週風邪で声がガラガラになりました。声が出ないという事が、仕事に、生活に、こんなにも影響するのかと驚き、落ち込みました。

病院へ行った帰りに大根を買いました。直感的にこれだ!と思ったからです。柔らかく煮よう!

一緒にじゃがいもも買いましたが、じゃがいもは喉の通りが良くなさそうなので、それで、より大根が良さそうな感じがしたのです。

その夜、大根を茹でて、皮できんぴらを作りました。大根を茹でている時、自分がしょっちゅう座っている事に気付きました。

下茹でが終わった大根を、今度は昆布と少量の醤油でゆっくり煮ます。

下茹での時の茹で汁の中に入れたお米が炊けていて、湯のみに移して飲みました。茹で汁が甘すぎて、最後はお米だけ食べました。

ゆっくり煮る料理だったから、ときどき休憩できたのかなぁ。

 

きんぴらは、鷹の爪、酒、醤油、砂糖の味付け。使った酒は冷蔵庫にあったちょっといい日本酒です。小さじ1杯くらいだからいいかなと。料理酒を買わなくちゃ。

きんぴらが完成したあとも、休憩中。

大根お米きんぴら鍋から音がしてたので、猫のミルクが自分の寝床で聞き耳をたてていました。

気になって見にきた時は鼻をくんくんさせていて、小さい声でニャと言って、ウロウロして、かまってもらえないので寝床に戻りました。

小さい部屋の中の出来事でした。

猫

 

明日、ふろふき大根に仕上げます。

 

美術館へ

肌理と写真

先日いただいた招待券で、石内 都さんの「肌理と写真」展を見てきました。
横浜美術館で展示をみるのは十数年ぶりでした。

「肌理(きめ)」と題された写真展。

石内さんは群馬県桐生市の出身だそうです。絹の産地です。

自宅の横浜を拠点に、1970年代、横須賀や横浜の写真を撮っています。横浜も生糸や絹織物の歴史がある街です。

もともと染織の勉強をされていた、ということもあるからか、私はその写真の中に「布」を感じるものがいくつかありました。

例えば建物の壁面を被写体にしている写真。朽ちて剥がれた壁がモノクロの写真を通して、ゴワゴワ、ザラザラする様な質感が感じとれるのです。無機質な壁が、なぜか布を連想させます。

他にも階段の模様、窓枠の形、曲線がきれいな柵格子。写真に写るいろいろの中で目にとまるものがあります。

風景の写真であっても、私は空間ではなく写真の中の一部分だけ、建物なんかのデザインに注目して見ている事が多いです、それはきっとどこかでテキスタイルと繋げているんだと思います。

構成一部の「Yokohama」では、写されたものの表面が、私はとても印象に残りました。

 

構成二部の「Silk」では、桐生と横浜、そして広島〜被爆者が纏っていた服の写真。アメリカ、徳島。

石内さんの人生の中で「絹」をキーワードに様々な土地が繋がっていきます。

自分の生まれた場所にも、いま生活している場所にも、それぞれ意味があるのかな?なんて考えてしまいます。

展示はその後、三部「Innocence」、四部「Belongings」と続きます。

 

最後に
コレクション展の部屋では、シュルレアリスムのアートの世界を展示していました。

見ていて違和感を覚えるものが多く、(それがシュルレアリスムなんだけど)

私はあまり心地良い気持ちがしませんでした。

でも、見て何かを感じた事が大事な気がします。

寒くて家にこもってばかりだったので久しぶりに刺激を受けました。

それにしても…考えや想いを変化させて進化させて発信し続けられる人ってすごいなぁ。

 

三塔
いつもは外からみている三塔を、今日は美術館の三角窓から発見!

結局、やっぱり散歩は気持ちいいね。