カリン

先日、工房でカリン染めをしました。カリンは枝や葉っぱから色がとれます。押切りという道具で葉っぱのついた枝を5〜6センチに切ります。1キロちょっと、欲しかったので、乾燥した枝を何本も切りました。ひたいに汗がにじむくらい、力のいる作業でした。

より色が出やすいように、アルカリ抽出という方法で煎じます。

香ばしい匂いが染め場から漂ってきます。昨年採取された枝だったそうですが、色は出ました。

染め場に2つの小さな木っ端がころがっていました。これも入れればよかったなぁと思いながら、でももう煮出しが終わった後だったので、持って帰りました。

染液に浸かった羊毛は、優しいミルクティみたいな色をしていました。媒染する前の、その色が、好きな色でした。いつかこういう色で、あたたかい布を織りたいな。

翌日、銅媒染をしました。酢酸銅を使いました。劇薬ではありませんが、すごい鮮やかな色が付いている粉。なんだかノドが痛いような気持ちになりました。実際には痛くないのかもしれないのに、痛いような気になるなんて…色って不思議。

銅媒染によって赤みの茶色に変化した毛。

この毛を使って、紡がれた糸を、実はなんと私が織りを担当するらしいのです。工房に来て一年、木綿の風呂敷やウールのマットなどいろいろ織りましたがそれはいつも紡績糸。手紡ぎ糸、ホームスパンを織ることは初めてです。

このカリン染めの毛が、どんなふうに布へなってゆくのか…楽しみです。

さて

自分の機は、休眠モード。ミシンと型染めの仕事がひと段落したら、また再開しよう…。

それから

blogも、もうすこし頑張っていきます。